5月2日の給食[食のポイント] 端午の節句についてです。 端午の節句と言うのは、5月5日のこどもの日のことを言います。日本では五節句と言って一年の節目節目に豊作祈願や健康祈願、無病息災などさまざまな祈りごとをする行事があり、その一つがこの端午の節句です。柏餅に使われている柏の葉は、神様が宿る木であるとされていること、新しい葉が出るまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄を願って使われています。 5月1日の給食[食のポイント] アスパラについてです。 アスパラは、正式にはアスパラガスと言います。春に旬を迎える野菜です。アスパラにはアスパラギン酸と呼ばれるアミノ酸が多く含まれています。このアスパラギン酸は、疲れをとって体を元気にしたり、肌をきれいにしたりする効果があります。 4月27日の給食[食のポイント] 玉ねぎについてです。 玉ねぎは、茎の部分を食べる種類の野菜です。ねぎ類は切ると目が痛くなって涙が出ることがありますが、これは「硫化アリル」と言う成分で、血液をサラサラにしたり、エネルギーの吸収を良くしたりする効果もあります。4〜5月には、「新玉ねぎ」といって、辛味の少ない甘い玉ねぎが出回ります。 4月26日の給食[食のポイント] 湘南ゴールドについてです。 湘南ゴールドという果物は、神奈川県が開発した柑橘類の品種です。「今村温州」と神奈川県西部でよく採れる「ゴールデンオレンジ」という品種をかけあわせて作られました。大きさは普通のみかんより少し小さめで、色はレモンのような黄色をしています。味は見た目よりも甘味が強く、食べやすい果物です。 4月25日の給食[食のポイント] 鰹についてです。 江戸時代の俳人、山口素堂が詠んだ“目には青葉、山ほととぎす、初鰹”という歌があります。初夏の情景を指しており、視覚では新緑、聴覚ではほととぎすの鳴き声、そして味覚では初鰹を味わう、という意味です。初夏とは5〜6月の今の時期で、旬の食べ物をいち早く味わうことが江戸っ子たちには“粋”とされていました。 4月24日の給食[食のポイント] 大豆についてです。 大豆は“畑の肉”と呼ばれるくらい、筋肉や血液、髪や爪などの体の組織の材料になる“たんぱく質”という栄養素がたくさん入っている食べ物です。大豆には肉や魚には含まれない“食物繊維”という、おなかの調子を整えたり、脂肪の吸収を少なくして肥満を予防する成分も入っています。今日のカレーには、大豆を挽肉状に加工した“大豆ミート”という食材が入っています。 4月23日の給食[食のポイント] 油揚げについてです。 油揚げを使った料理は、お稲荷さん、きつねうどん、など“きつね”と表現されることが多いです。これは、インドのきつねの神様の大好物がねずみのフライであり、それをお供えしていたものがはじまりでした。それが日本に伝わった時に、大豆でできた豆腐を揚げた油揚げをきつねの神様にお供えしたことから、現在でも油揚げを使った料理は“きつね”と表現することが多いです。 4月20日の給食[食のポイント] 竹輪についてです。 今日の給食の竹輪は、小田原市内のかまぼこ業者さんが作ったものです。小田原は相模湾の恵みで、魚がたくさん獲れます。その魚をできるだけ長く美味しく食べられるようにと考えられた食べ物が、さつま揚げや竹輪、かまぼこなどの練り製品という食べ物です。これは魚のすり身を塩や調味料と一緒に練って、蒸したり、焼いたり、揚げたりして作られます。 4月19日の給食[食のポイント] チーズについてです。 チーズは約4000年前、アラビア人がミルクをヤギの皮で作った袋に入れて砂漠を旅していたところ、袋に入れていたミルクが固まって偶然できたものがはじまりです。チーズは「酵素」という成分を使って牛乳などの乳成分を固め、作られます。牛乳と同じく、骨の主成分となるカルシウムや筋肉など体の組織を作るたんぱく質がたくさん入っています。 4月18日の給食[食のポイント] じゃがいもについてです。 じゃがいもはごはんやパン、麺と同じように、体を温めるエネルギー源になる炭水化物という栄養素がたくさん入っている食べ物です。ドイツなどの国では、マッシュポテトなどの料理にして、日本で言うごはんと同じように主食として食べられています。エネルギー源になる炭水化物以外にも、おなかの調子を整える食物繊維などの栄養素も入っています。 4月17日の給食[食のポイント] チキンライスについてです。 チキンライスは日本で生まれた洋食の一種と言われています。大正時代にはケチャップを使わない洋風の炊き込みご飯のようなものでしたが、昭和にかけて現在のような形になったそうです。現在ではお子様ランチやオムライスの具材、クリスマスの定番料理としてさまざまな場面で食べられています。 4月16日の給食[食のポイント] わかめについてです。 わかめは、乾燥や塩漬けの状態で一年中出回っている食べ物ですが、生のわかめは春に旬を迎えます。わかめは部位によって呼び方が変わります。わかめの葉の部分はわかめ、茎の部分は茎わかめ、根っこの部分はめかぶと呼ばれます。わかめには成長に必要なホルモンを作るためのヨウ素という栄養素がたくさん入っています。 4月13日の給食[食のポイント] 春巻きについてです。 春巻きは、中華料理の一種です。具には豚肉やたけのこ、椎茸などが千切りにして入っています。春巻きという名前は、立春のころ新芽が出た野菜を具として作られたことがはじまりだからと言われています。たけのこは春が旬の野菜です。日本の節分で恵方巻きや節分豆を食べるように、新春を祝って無病息災を祈る中国の習慣から生まれた料理かもしれません。 4月12日の給食[食のポイント] パンについてです。 パンは約7000年ほど前、メソポタミアという、現在のイランやイラクなどの国の地域で、小麦粉と水を捏ねて焼いたものがもとになっています。日本では戦国時代、鉄砲が外国から伝わったときと同じくらいの時期に伝わったとされています。第二次世界大戦後の学校給食でも、パンは代表的なメニューで、私たちの生活に欠かせない食べ物のひとつとなっています。 4月11日の給食[食のポイント] 鶏肉についてです。 鶏肉にはビタミンB2という栄養素が豊富に含まれています。ビタミンB2は脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜を健康に保つはたらきをします。ビタミンB2が不足すると、肌荒れを起こしたり、口内炎ができやすくなります。このビタミンB2は体の中に蓄積されない栄養素なので、食べ物などから日々摂る必要があります。 4月10日の給食[食のポイント] 牛乳についてです。 入学・進級おめでとうございます。成長期に必要な栄養価がたくさん入った食材のひとつとして、牛乳があります。牛乳には、骨の成分となる「カルシウム」、そして、筋肉や髪の毛、爪、皮ふ、血などの成分になる「たんぱく質」という成分が豊富に含まれています。給食ではほとんど毎日登場する食べ物です。 |
|