10月22日の給食[食のポイント] グリンピースについてです。 ケチャップライスやシュウマイ、チャーハンなど、さまざまな料理で目にすることが多いグリンピース。彩りもさることながら、栄養価も高い野菜の一種です。特におなかの調子を整える「食物繊維」、筋肉や髪の毛など身体の組織をつくるもとになる「たんぱく質」が豊富です。旬は春の短い期間だけなので、その時期に収穫したものを冷凍し、出回っていることが多いです。 10月19日の給食[食のポイント] 小田原味噌ラーメンについてです。 今日のラーメンには、小田原で作られている「いいちみそ」を使っています。他にも豚肉やもやし、葉葱などの食材も小田原市や神奈川県でとれる食材を多く使いました。シュウマイに使われている豚肉も、神奈川県産のものを使っています。明日・明後日に開催される小田原市学校給食展でも展示する、小田原をより大好きになってもらえるよう開発されたメニューです。 10月18日の給食[食のポイント] 十三夜についてです。 きれいな月を見ることができる「十五夜」は有名ですが、「十三夜」も十五夜に次いで美しい月を見られる日だとされています。十五夜と十三夜のどちらかしかお月見をしないことを「片見月」と言い、縁起が悪いとされています。今年の十三夜は21日です。十三夜は「栗名月」とも呼ばれることから、今日は栗を入れたシチューにしました。 10月17日の給食[食のポイント] トックについてです。 トックは朝鮮半島で作られるお餅や餅菓子のことを言います。日本のお餅は「餅米」という粘りけの強いお米を使って作られますが、韓国のお餅はごはんと同じお米を使ったり、小麦粉やじゃがいもなどさまざまな食材から作られています。この「トック」を有名な韓国料理は「トッポギ」です。他にも砂糖を練り込んだり、中に蜜を入れた甘いトックもあるそうです。 10月16日の給食[食のポイント] ポークカレーについてです。 今日のカレーは小麦粉のルウを使わず、米粉でとろみを付けたカレーです。とろみをつける食材は他にも小麦粉や片栗粉、くず粉、コーンスターチなどさまざまなものがあります。これらの食材には「澱粉質」という成分が多く含まれていて、それがとろみを付ける役割を果たしてくれています。給食でもとろみは料理の特徴や種類によってさまざまなものを使い分けています。 10月15日の給食[食のポイント] おだわらっこおでんについてです。 小田原は豊富な海産物を使って、干物や練り製品などの加工技術が発達しました。特に練り製品はお店によってさまざまな特徴があります。小田原には「小田原蒲鉾協同組合」というものがあり、現在13社のメーカーで構成されています。今日のおでんに使われている竹輪、薩摩揚げも、小田原で作られたものを使っています。 10月12日の給食[食のポイント] 梅丸ラーメンについてです。 今日のラーメンは小田原市でとれるさまざまな食材を使ったラーメンです。出汁は地元のかつお節屋さんのものを使い、調理員さんがじっくり煮だしてくださいました。小田原市のシンボルである梅の花をかたどった「梅なると」も、地元の業者さんが製造しているものです。他にも梅干しや豚肉、葉葱、もやしなど、地元でとれる食材をふんだんに使いました。 10月11日の給食[食のポイント] コロッケについてです。 コロッケのはじまりはフランスの「クロケット」という料理だと言われています。この料理はホワイトソースにミンチにした肉や魚を混ぜたもので、現在で言うクリームコロッケに近いものでした。明治時代に西洋のさまざまな文化が入ってくる中で、このクロケットが日本人に食べやすいよう、じゃがいもを使ったものに変化して現在のコロッケが生まれたようです。 10月10日の給食[食のポイント] 目の愛護デーについてです。 10月10日は「目の愛護デー」です。数字の10を横向きにすると、目と眉毛のように見えるからです。目に良い食品としてブルーベリーが有名ですが、これは、アントシアニンという紫色の成分が「目が見える」はたらきをする「ロドプシン」を元気にしてくれるからです。ほかにもナスや黒豆の紫色も同じアントシアニンです。 10月4日の給食[食のポイント] 生鮭のきのこソースについてです。 鮭にはさまざまな種類がありますが、日本で一般的に「鮭」とよばれるものは、「白鮭」という種類のものです。そして秋に獲れる白鮭を「秋鮭」と呼びます。秋鮭は脂分が少ないので、フライやムニエルなど油を使った調理法が向きます。今日は旬のきのこと一緒に秋らしい料理にしてみました。 10月3日の給食[食のポイント] チャプチェについてです。 チャプチェは韓国料理の一種で、春雨を炒めたものです。日本ではじゃがいもなどの澱粉からできた春雨と、緑豆という豆からとった澱粉の春雨が多いですが、韓国ではさつまいもの澱粉から作った春雨を使うことが多いです。この春雨は「韓国春雨」または現地の言葉で「タンミョン」と呼ばれます。 10月2日の給食[食のポイント] 鰺のカリカリ揚げについてです。 今日は鰺の干物を油でじっくり揚げたカリカリ揚げです。頭からしっぽまで、骨ごと食べられるメニューになっています。干物は冷蔵庫などの保管する機械がない時代に、魚を長くおいしく食べられるように工夫された食べ物です。給食では特別に塩分の低い干物を作っていただいています。 9月28日の給食[食のポイント] 巨峰についてです。 巨峰はぶどうの品種のひとつです。日本で品種改良して開発されました。開発当初は「石原センテニアル」という名前でしたが、粒が大きい特徴から「巨峰」という商品名がつけられ、現在はこの名前が主流となっています。ぶどうには脳のエネルギー源となる「ブドウ糖」が多く含まれています。 9月27日の給食[食のポイント] ひよこまめについてです。 ひよこまめはインドやパキスタン、トルコなどのアジアの国で多く栽培され、同時に多く消費されている豆の一種です。豆の形がひよこに似ていることから日本では「ひよこまめ」と呼ばれます。英語ではガルバンゾーと言います。今日のカレーにはまるごとのひよこまめと細かく刻んだひよこまめが両方入っています。 9月26日の給食[食のポイント] とんかつについてです。 とんかつのはじまりはフランス料理の「コートレット」というものだそうです。コートレットは豚肉にパン粉をつけて揚げたもので、英語では「ポークカツレツ」と呼ばれることから、そこから「豚(とん)」の「カツレツ」で「とんかつ」と呼ばれるようになりました。 9月25日の給食[食のポイント] 大根おろしについてです。 大根おろしには、消化酵素が多く含まれています。これは私たちの唾液や胃液などに含まれて入る成分の一種と同じ働きをします。そのため、脂っこい食事を食べるときや胃腸が弱っているときに大根おろしと一緒に食事をすると、胸焼けなどの症状を抑え、消化吸収を助けてくれます。給食では衛生の問題で加熱しますが、家で食べるときは生のまま、おろしたての状態がより効果があります。 9月21日の給食[食のポイント] 十五夜についてです。 十五夜は「中秋の名月」ともいい、十三夜と併せて最も美しい月を見ることができる日です。この十五夜は旧暦の8月15日を現代の暦に合わせたもので、毎年日にちが異なります。今年は9月24日が十五夜です。十五夜は「芋名月」と呼ばれることから、今日はさつまいもを大豆と一緒に揚げ、甘辛いたれで絡め他料理にしました。 9月20日の給食[食のポイント] ポークシチューについてです。 ポークシチューのお肉は、暑い給食室で調理員さんがじっくりコトコト長い時間煮込んでくださったおかげで、トロトロ、ホロホロになっています。豚肉や牛肉のコラーゲン、筋繊維は、硬くてそのままでは食べにくい部位ですが、長い時間煮込むことによって軟らかく、とてもおいしくなります。 9月19日の給食[食のポイント] 秋刀魚の蒲焼きについてです。 秋刀魚は8月の下旬から10月までに旬を迎える魚です。漢字では「秋」に「刀」に「魚」と書きます。秋に旬を迎え、見た目が刀のように細く鋭く長いことから、この名前がつけられました。秋刀魚には生活習慣病予防に効果のあるDHA、EPAという脂肪酸が多く含まれています。 9月18日の給食[食のポイント] 炊き込みチャーハンについてです。 今日のチャーハンは給食室のお釜で作ったものです。お米は「アルファ化米」というものを使いました。このアルファ化米は近年非常食などでもよく使われていて、水やお湯を注いで時間をおくだけで食べられるごはんになるように加工されたお米です。そのお米にチャーハンの具材を混ぜて、炊き込みごはんのようにして作りました。 |
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