3月16日の給食[食のポイント] すだちについてです。 今日は今年度最後の給食です。6年生が富士見小学校から巣立つお祝いとして、給食ではすだちゼリーをつけました。すだちは柑橘類の一種でカボスやゆずの仲間です。さわやかな香りが特徴的で、果物として食べるよりは焼き魚などに絞ってかけることが多いです。徳島県ではよく穫れるので、ジュースなどに加工され流通することがあるそうです。 3月15日の給食[食のポイント] Feヨーグルトについてです。 Feとは「鉄」を化学式で表したものです。鉄棒や鍋などで見ることが多い、硬くて重い金属ですが、私たちの体にも「赤血球」という血の赤い成分として少し存在しています。体の中で鉄分は、呼吸をして取り込んだ酸素を全身に運び、私たちの体を動かしたり、生きるために活躍してくれています。 3月14日の給食[食のポイント] キャベツについてです。 キャベツは一年中スーパーなどで売られている野菜ですが、季節によって大きさや葉っぱの硬さが違います。大きくてずっしり重く、葉っぱがしっかりと硬いものは「冬キャベツ」と言います。しっかりした食感を活かして、ロールキャベツや炒め物などの加熱調理に向いています。一方これから春にかけて出てくるのは「春キャベツ」と言い、軟らかい食感でサラダなどの生食に向きます。 3月13日の給食[食のポイント] たまねぎについてです。 たまねぎなどの葱類は、切ると目が痛くなり涙の出る作用があります。この成分には血液をサラサラにして動脈硬化などの生活習慣病を予防する働きや、疲れをとってくれる働きがあります。たまねぎの汁が目に入ったりにおいをかがなければ目が痛くならないので、料理をするときは、めがねを掛けたり口から息を吸って鼻から息を吐くなどが効果的です。 3月12日の給食[食のポイント] メルルーサについてです。 メルルーサは鱈の仲間の白身魚で、「白身魚の○○」と名づけられる料理には登場することの多い魚です。大きさは1.2メートルほどで、1〜3年生くらいの身長と同じくらいあります。海の深いところに住んでいます。「白身魚」と呼ばれる魚には、鱈やメルルーサのほかにも、ホキやナイルパーチ、アメリカンキャットフィッシュなどさまざまな種類があります。 3月9日の給食[食のポイント] とうもろこしについてです。 とうもろこしは、お米、小麦と並ぶ「世界三大穀物」のひとつです。とうもろこしを主食とする主な国は、南アメリカ大陸やアメリカの南部、アフリカの一部の地域です。食べ方は主に粉状にしてから、クレープのように薄く焼いたり、お湯と混ぜて練ったりして食べられます。代表的な料理として、メキシコのトルティーヤがあります。 3月8日の給食[食のポイント] でこぽんについてです。 でこぽんはかんきつ類の一種で、ヘタの部分がポコッと出ている形が特徴です。「清見」という品種のみかんと「ポンカン」という品種のみかんを掛け合わせて開発された品種です。甘味が強く、酸味が少ないのが特徴で、柑橘類の中でも食べやすいです。かんきつ類には「クエン酸」という酸っぱい成分が多く含まれています。これには疲れをとる働きがあります。 3月7日の給食[食のポイント] 豚汁についてです。 豚汁は大根や人参、牛蒡などの根菜やこんにゃく、芋などと豚肉の入った味噌味の汁物です。豚肉から出た油が汁の表面を多い、熱を逃がしにくくしてくれるので、寒い時期や体を温めたいときにぴったりの料理です。日本では江戸時代まで肉を食べる習慣がなかったので、おそらく明治時代以降に誕生した、比較的歴史の浅いと言われている料理です。 3月6日の給食[食のポイント] ブルーベリーについてです。 ブルーベリーはよく「目によい食べ物」と言われています。それは、ブルーベリーの実の紫色の成分である「アントシアニン」という栄養素が目によい働きをしてくれます。この「アントシアニン」はナスや黒豆、紫キャベツなど、ほとんどの紫色をした食べ物に含まれています。 3月5日の給食[食のポイント] 鰆についてです。 鰆は魚へんに「春」という漢字を書きます。鰹などと同じように、旬が年に2回ある魚の一種です。その2回は関西では春、関東では冬とされています。関西では春に産卵を迎える鰆の白子が好まれ、関東では冬に脂ののる身の部分が好んで食べられるからです。今の時期はちょうど冬の鰆が最後に食べられる時期になっています。 3月2日の給食[食のポイント] ひなまつりについてです。 明日3月3日はひなまつりです。ひなまつりは正式には「上巳の節句」と呼ばれます。桃の花が咲く時期であることから「桃の節句」とも呼ばれ、女の子の節句のイメージが強いですが、もともとは年齢や性別は関係なく、わらで作った人形に自分の病気や災いを移し、健康を願う行事でした。現在も一部の地域では、人形を川に流す「流し雛」という行事が行われています。 3月1日の給食[食のポイント] 米粉についてです。 米粉は名前の通り、お米を粉にしたものです。米粉を使ったパンや麺は、もちもちした食感でとても人気があります。日本で食べられているお米はほとんどが日本の中で作られたものです。日本で作った食べ物の割合である「食料自給率」を上げるためにも、できるだけ日本の中で作られたもの、地元でとれたものを選ぶことが望まれます。 2月28日の給食[食のポイント] 生姜についてです。 生姜は「薬味」といって漢方薬などで薬としても使われる野菜です。肉の臭みを消して食欲をそそる香りを付けたり、食中毒などの原因となる細菌をやっつけたり、体を温めて冷えを改善する働きなどがあります。生姜は海外でも「ジンジャーブレッド」や「ジンジャークッキー」「ジンジャーエール」などに使われて食べられています。 2月27日の給食[食のポイント] 厚揚げについてです。 厚揚げは豆腐を油で揚げた食べ物です。大豆は豆腐や厚揚げ以外にも、がんもどきや油揚げなど、さまざまな食品に加工されます。大豆には体をつくる「たんぱく質」という栄養素以外にも、血の主成分になる「鉄分」、骨の主成分になる「カルシウム」、おなかの調子を整える「食物繊維」など、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。 2月26日の給食[食のポイント] なるとについてです。 なるとは正式には「鳴門巻き」という名前です。名前の由来は兵庫県の淡路島と徳島県の大毛島・島田島の間にある「鳴門海峡」の渦潮をイメージしたことからきているそうです。鳴門海峡の渦潮は日本の海峡の中で最も速く、時速20kmにもなります。なるとは竹輪やかまぼこと同じ練り製品で、魚のすり身を使って作られます。 2月23日の給食[食のポイント] 肉まんについてです。 肉まんは中国料理の「点心」のひとつです。「点心」はおやつや軽食といった意味合いで食べられることが多く、さまざまな種類があります。餃子やシュウマイ、春巻きなども点心の仲間です。甘い種類のものもあり、有名なものではマンゴープリンや杏仁豆腐、ごま団子やげっぺいなどがあります。 2月22日の給食[食のポイント] オールスパイスについてです。 今日のポークシチューには、「オールスパイス」という名前のスパイスを使っています。名前だけ見ると、いろんなスパイスをミックスしたように感じますが、これはこのオールスパイスという香辛料が、シナモン、クローブ、ナツメグの3つの香辛料の香りを併せ持つことから名づけられたそうです。スパイス類には、肉の臭みを消す働きや、解毒作用などがあります。 2月21日の給食[食のポイント] 開化丼についてです。 開化丼とは牛肉や豚肉と玉葱を甘辛い味で煮込み、卵でとじたどんぶりのことを言います。明治時代まで日本では肉を食べない文化があったことや、明治時代になって初めて外国から入ってきた玉葱という野菜を使っていることから、明治時代の大きな文化の変化を表す「文明開化」という言葉の一部を用いて「開化丼」と名づけられました。 2月20日の給食[食のポイント] 鶏肉についてです。 鶏肉には「ナイアシン」と呼ばれる栄養素が多く含まれています。このナイアシンと呼ばれる栄養素は、食事で摂った「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」の栄養素をエネルギーとして活用するのになくてはならない栄養素です。この栄養素は鶏肉だけでなく肉類全般、魚などに多く含まれています。 2月19日の給食[食のポイント] かき揚げについてです。 かき揚げは、さまざまな食材を小さく刻んで天ぷら粉をまとわせ、揚げたものです。材料を「かき混ぜて」「揚げる」のでかき揚げと呼ばれるようになりました。今日のかき揚げには大豆のほかににんじん、たまねぎ、えだまめ、ベーコンといった食材が入っています。給食室で調理員さんがひとつひとつ丁寧に形を作り、揚げてくださいました。 |
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