3月9日の給食[食のポイント] とうもろこしについてです。 とうもろこしは、お米、小麦と並ぶ「世界三大穀物」のひとつです。とうもろこしを主食とする主な国は、南アメリカ大陸やアメリカの南部、アフリカの一部の地域です。食べ方は主に粉状にしてから、クレープのように薄く焼いたり、お湯と混ぜて練ったりして食べられます。代表的な料理として、メキシコのトルティーヤがあります。 3月8日の給食[食のポイント] でこぽんについてです。 でこぽんはかんきつ類の一種で、ヘタの部分がポコッと出ている形が特徴です。「清見」という品種のみかんと「ポンカン」という品種のみかんを掛け合わせて開発された品種です。甘味が強く、酸味が少ないのが特徴で、柑橘類の中でも食べやすいです。かんきつ類には「クエン酸」という酸っぱい成分が多く含まれています。これには疲れをとる働きがあります。 3月7日の給食[食のポイント] 豚汁についてです。 豚汁は大根や人参、牛蒡などの根菜やこんにゃく、芋などと豚肉の入った味噌味の汁物です。豚肉から出た油が汁の表面を多い、熱を逃がしにくくしてくれるので、寒い時期や体を温めたいときにぴったりの料理です。日本では江戸時代まで肉を食べる習慣がなかったので、おそらく明治時代以降に誕生した、比較的歴史の浅いと言われている料理です。 3月6日の給食[食のポイント] ブルーベリーについてです。 ブルーベリーはよく「目によい食べ物」と言われています。それは、ブルーベリーの実の紫色の成分である「アントシアニン」という栄養素が目によい働きをしてくれます。この「アントシアニン」はナスや黒豆、紫キャベツなど、ほとんどの紫色をした食べ物に含まれています。 3月5日の給食[食のポイント] 鰆についてです。 鰆は魚へんに「春」という漢字を書きます。鰹などと同じように、旬が年に2回ある魚の一種です。その2回は関西では春、関東では冬とされています。関西では春に産卵を迎える鰆の白子が好まれ、関東では冬に脂ののる身の部分が好んで食べられるからです。今の時期はちょうど冬の鰆が最後に食べられる時期になっています。 3月2日の給食[食のポイント] ひなまつりについてです。 明日3月3日はひなまつりです。ひなまつりは正式には「上巳の節句」と呼ばれます。桃の花が咲く時期であることから「桃の節句」とも呼ばれ、女の子の節句のイメージが強いですが、もともとは年齢や性別は関係なく、わらで作った人形に自分の病気や災いを移し、健康を願う行事でした。現在も一部の地域では、人形を川に流す「流し雛」という行事が行われています。 3月1日の給食[食のポイント] 米粉についてです。 米粉は名前の通り、お米を粉にしたものです。米粉を使ったパンや麺は、もちもちした食感でとても人気があります。日本で食べられているお米はほとんどが日本の中で作られたものです。日本で作った食べ物の割合である「食料自給率」を上げるためにも、できるだけ日本の中で作られたもの、地元でとれたものを選ぶことが望まれます。 2月28日の給食[食のポイント] 生姜についてです。 生姜は「薬味」といって漢方薬などで薬としても使われる野菜です。肉の臭みを消して食欲をそそる香りを付けたり、食中毒などの原因となる細菌をやっつけたり、体を温めて冷えを改善する働きなどがあります。生姜は海外でも「ジンジャーブレッド」や「ジンジャークッキー」「ジンジャーエール」などに使われて食べられています。 2月27日の給食[食のポイント] 厚揚げについてです。 厚揚げは豆腐を油で揚げた食べ物です。大豆は豆腐や厚揚げ以外にも、がんもどきや油揚げなど、さまざまな食品に加工されます。大豆には体をつくる「たんぱく質」という栄養素以外にも、血の主成分になる「鉄分」、骨の主成分になる「カルシウム」、おなかの調子を整える「食物繊維」など、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。 2月26日の給食[食のポイント] なるとについてです。 なるとは正式には「鳴門巻き」という名前です。名前の由来は兵庫県の淡路島と徳島県の大毛島・島田島の間にある「鳴門海峡」の渦潮をイメージしたことからきているそうです。鳴門海峡の渦潮は日本の海峡の中で最も速く、時速20kmにもなります。なるとは竹輪やかまぼこと同じ練り製品で、魚のすり身を使って作られます。 2月23日の給食[食のポイント] 肉まんについてです。 肉まんは中国料理の「点心」のひとつです。「点心」はおやつや軽食といった意味合いで食べられることが多く、さまざまな種類があります。餃子やシュウマイ、春巻きなども点心の仲間です。甘い種類のものもあり、有名なものではマンゴープリンや杏仁豆腐、ごま団子やげっぺいなどがあります。 2月22日の給食[食のポイント] オールスパイスについてです。 今日のポークシチューには、「オールスパイス」という名前のスパイスを使っています。名前だけ見ると、いろんなスパイスをミックスしたように感じますが、これはこのオールスパイスという香辛料が、シナモン、クローブ、ナツメグの3つの香辛料の香りを併せ持つことから名づけられたそうです。スパイス類には、肉の臭みを消す働きや、解毒作用などがあります。 2月21日の給食[食のポイント] 開化丼についてです。 開化丼とは牛肉や豚肉と玉葱を甘辛い味で煮込み、卵でとじたどんぶりのことを言います。明治時代まで日本では肉を食べない文化があったことや、明治時代になって初めて外国から入ってきた玉葱という野菜を使っていることから、明治時代の大きな文化の変化を表す「文明開化」という言葉の一部を用いて「開化丼」と名づけられました。 2月20日の給食[食のポイント] 鶏肉についてです。 鶏肉には「ナイアシン」と呼ばれる栄養素が多く含まれています。このナイアシンと呼ばれる栄養素は、食事で摂った「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」の栄養素をエネルギーとして活用するのになくてはならない栄養素です。この栄養素は鶏肉だけでなく肉類全般、魚などに多く含まれています。 2月19日の給食[食のポイント] かき揚げについてです。 かき揚げは、さまざまな食材を小さく刻んで天ぷら粉をまとわせ、揚げたものです。材料を「かき混ぜて」「揚げる」のでかき揚げと呼ばれるようになりました。今日のかき揚げには大豆のほかににんじん、たまねぎ、えだまめ、ベーコンといった食材が入っています。給食室で調理員さんがひとつひとつ丁寧に形を作り、揚げてくださいました。 2月16日の給食[食のポイント] ソフト麺についてです。 ソフト麺は、学校給食のために作られた日本特有の麺です。うどんに似た見た目や味をしていますが、うどんよりも伸びにくく、消化がよい加工がされています。戦後アメリカから援助された小麦粉で、パン以外に子どもたちが喜んで食べてくれる主食はないかと考えられて発明されました。現在では段々と姿を消しつつある学校給食のメニューのひとつでもあります。 2月15日の給食[食のポイント] 黒パンについてです。 黒パンには、材料に「黒糖」という砂糖が使われています。砂糖は一般的に「サトウキビ」という植物から糖分を抽出したものですが、その製造工程の中で「糖蜜」というものを取り除かず作られるのが黒糖です。黒糖には血の主成分になる「鉄分」や骨の主成分になる「カルシウム」などさまざまなミネラルが多く含まれます。 2月14日の給食[食のポイント] バレンタインについてです。 バレンタインという行事は、日本では女性から男性へチョコレートを渡して好意を伝えるものが一般的ですが、日本以外の多くの国では、男女関わらず、日頃お世話になっている人に、お菓子や花などをプレゼントすることが一般的とされています。もともとはローマ皇帝の命令に逆らって恋人たちの結婚を援助した「バレンタイン司祭」が処刑された日からきています。 2月13日の給食[食のポイント] 大根についてです。 大根は冬が旬の野菜です。水分が90%以上を占めていますが、栄養価も高い野菜のひとつです。特に根っこの部分には「カリウム」という栄養素が多く含まれています。これは摂りすぎた塩分を体の中から出して、私たちの体が浮腫んだり、足がつったりするのを防ぐ働きがあります。葉っぱの部分には、風邪予防になる「ビタミンA」という栄養素が多く含まれています。 2月9日の給食[食のポイント] みかんについてです。 今日のみかんは、小田原市の「有機の里」の方々から提供していただいたみかんです。小田原市は神奈川県の中でみかんの生産量が1位で、練り製品や梅に負けない特産品です。みかんのすっぱい味は「クエン酸」という成分で、疲れた体を元気にしたり、食欲を増進させたりする働きがあります。 |
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