5月10日の給食[食のポイント] 深川飯についてです。 深川飯は、あさりなどの貝類の入ったごはんのことを言います。今日のようにごはんにかけるものや、炊き込みごはんになっているものなどさまざまな種類があります。名前の由来は、東京都の深川とい地域で作られ始めたからだそうです。当時はたくさん獲れた「アオヤギ」という貝を使っていたそうですが、現在ではあさりを使うことが多いです。あさりは3月〜5月の今の時期が旬の食べ物です。あさりには、食べ物の味を感じるのに必要な「亜鉛」という栄養素がたくさん入っています。 5月9日の給食[食のポイント] にんにくについてです。 にんにくは、梅雨から夏にかけて、これからが旬を迎える食べ物です。焼肉や餃子、ぺペロンチーノなどさまざまな料理に入っていることが多い野菜です。にんにくと言えば強いにおいがありますが、これは「アリシン」という成分です。この「アリシン」は「殺菌作用」という食中毒などの悪い菌をやっつける働きや、疲れをとる働きなどがあります。「アリシン」のにおいは、お肉や魚などと一緒に食べたり、食後に牛乳を飲んだりりんごを食べたりすることによって消すことができます。 5月8日の給食[食のポイント] たけのこについてです。 たけのこは春から夏の始まりまでが旬の食べ物です。七夕飾りを飾る「竹」という植物の新芽がたけのこです。 竹は芽が出てから10日ほどで成長しきってしまう、大きくなるのがとてもはやい植物です。そのため、たけのこは1日でも見逃すと採れなくなってしまう、とても貴重な食べ物です。疲れをとる「アスパラギン酸」という成分や、昆布から出るお出汁と同じ「グルタミン酸」といううまみ成分がたくさん入っています。 5月2日の給食[食のポイント] 端午の節句についてです。 今日はこどもの日献立です。5月5日はこどもの日ですが、この日のことを正式には「端午の節句」と言います。「端午」とは中国で「月初めの午の日」という意味があり、もともとは悪日でした。そこで、悪いことから身を守るために、菖蒲や蓬を使っていて、それが日本に伝わって、菖蒲湯というお風呂に入る習慣ができました。この日には、ちまきや柏餅を食べます。柏の葉は、新芽が出てから成長するまで古い葉が落ちないことから、子どもが成長するまで親が元気でいられるという意味をもつそうです。 5月1日の給食[食のポイント] チャプチェについてです。 チャプチェは、韓国料理の1つで、春雨と野菜や肉を炒めたものです。今日のようにごはんの上にチャプチェをのせた料理は、韓国語で「チャプチェパプ」と呼ばれ、よく食べられている食べ方です。今日は春雨や野菜のほかに、切干大根を入れました。切干大根は大根を細く切って茹で、干して作られる食べ物です。大根の美味しさがギュッと詰まっているだけではなく、食物繊維というおなかの調子を整える成分や、骨を作るもとになるカルシウムという栄養素などがたくさん入っています。 |
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