12月2日の給食[食のポイント] きつねうどんについてです。 関東では、甘辛く煮付けた油揚げをのせたうどんをきつねうどん、天ぷらや揚げ玉をのせたうどんをたぬきうどんと呼びます。関西ではきつねうどんは関東と同じで油揚げをのせたうどんですが、「たぬき」と呼ばれるものは、油揚げをのせたそばのことを指します。揚げ玉をのせたものは、関西では「ハイカラ」と呼ばれます。 12月1日の給食[食のポイント] 麻婆豆腐についてです。 麻婆豆腐は、中華料理の一種です。中華料理は、大きく分けて広東、四川、上海、北京の4つの種類があり、麻婆豆腐は四川料理に分類されます。四川料理の特徴は、唐辛子や山椒などの香辛料を多く使うところで、他にはエビチリや坦坦麺、サンラータンなどが代表的です。 11月29日の給食[食のポイント] マッシュルームについてです。 マッシュルームはきのこ類の中でも特にエネルギーが低い食材です。種類は主に色の違いで、ホワイト、オフホワイト、クリーム、ブラウンの4種に大別できます。栄養価にほとんど差はありませんが、ホワイトよりもブラウン種のものの方が香りが豊かだと言われています。マッシュルームを含め、きのこ類には食物繊維が豊富に含まれています。 11月28日の給食[食のポイント] 豚汁についてです。 豚汁は、豚肉と根菜類を味噌味で煮た汁物です。豚肉から出る油が汁の表面を多い、熱が逃げるのを防いでくれるので、寒い時期に冷めにくいのが特徴です。これから寒さがより厳しくなる時期には、豚汁などのように汁物に油分や油分を含む食材を入れたり、澱粉などでとろみをつけたりすることで汁が冷めにくくなり、より長い時間温かいまま食べることができます。 11月25日の給食[食のポイント] りんごについてです。 今日のフルーツケーキに入っている果物は、りんごです。りんごにはたくさんの品種があり、現在登録されているものだけで7500以上あるそうです。日本で一番生産されている品種は「ふじ」という品種のりんごです。ほかに「王林」や「紅玉」、「津軽」「ジョナゴールド」など、品種によって色や形、味、食感もさまざまです。 11月24日の給食[食のポイント] 大根についてです。 大根は11月〜2月にかけて旬を迎える、今が一番おいしい時期の野菜です。生で食べても煮たり焼いたりしてもおいしく食べることができます。生で食べると、胃腸の調子を整えたり消化吸収を促進させたりする効果があり、加熱しても食物繊維やカリウムなどの栄養素で、おなかのお掃除をしたり、余分な塩分を体から出す働きをしたりします。 11月22日の給食[食のポイント] 鯖についてです。 鯖は鮮度の低下がとてもはやい魚として有名です。「サバを読む」という言葉の語源も、この性質から由来しています。鮮度が落ちる原因は、ヒスチジンというアミノ酸の一種がヒスタミンに変わってしまうからですが、このヒスチジンは、成長の促進に関与する栄養素なので、特に成長期には必要な栄養素のひとつでもあります。 11月21日の給食[食のポイント] 大豆ミートについてです。 大豆ミートは、生の大豆を皮ごと特殊な機械で熱・圧力を加え、ブロックやミンチなどさまざまなお肉に近い形に成形し、乾燥させたものです。ベジタリアンやヴィーガンなどお肉を食べない人を中心に、近年需要が高まってきている食材です。もともとの原料は大豆なので、良質な植物性たんぱく質が摂れます。今日のキーマカレーには挽肉とミンチ状の大豆ミートが半分ずつ入っています。 11月18日の給食[食のポイント] カジキについてです。 今日のお魚くん餃子で使われている魚は、カジキです。カジキは小さいものでも体長1m以上、大きいものだと全長4m以上、体重700kg以上のものもあるそうです。低カロリーでたんぱく質が多く、ビタミンやミネラル類も含まれている栄養価の高い食材です。マグロと似ていますが、マグロとは違う種類の魚です。 11月17日の給食[食のポイント] ねぎについてです。 ねぎには、特有の香りがあります。これは硫化アリルという成分で、食べもので摂った栄養素を体の中でエネルギーに換えるビタミンB1という栄養素の働きを助けます。この硫化アリルはねぎの他にも、玉ねぎやにんにく、にら、らっきょうなどの野菜に多く含まれています。 11月16日の給食[食のポイント] チリコンカンについてです。 チリコンカンはメキシコ系のアメリカ料理のひとつです。挽肉と玉ねぎ、トマト、チリパウダー、いんげん豆の入ったものが一般的です。チリコンカンには地域(州)によってさまざまな種類があり、テキサス風チリ、シンシナティチリ、ベジタリアンチリなど、その土地や食べる人の特徴に合ったものになっています。 11月15日の給食[食のポイント] かまぼこの日についてです。 今日11月15日は、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会で定められた「かまぼこの日」です。平安時代の書物に、永久三年、関白右大臣東三条への移御のときの祝宴の図があり、そこにかまぼこが載っているそうです。現在わかっている最も古いかまぼこに関する書物なので、永久三年を西暦に換算した1115年にちなんで、11月15日がかまぼこの日になりました。 11月14日の給食[食のポイント] ごぼうについてです。 ごぼうにはポリフェノールという抗酸化物質が豊富に含まれています。抗酸化物質とは、ガンの原因になる活性酸素という物質から体を守る働きをするものです。このポリフェノールは、料理をするときごぼうが切り口から黒くなるものです。水にさらすとポリフェノールがなくなってしまうので、できるだけ水にさらさず、大きめに切って食べると栄養素が効率よく摂取できます。 11月11日の給食[食のポイント] 大学芋についてです。 今日の歯によい食材は、大学芋です。大学芋という名前は、大学芋が大正から昭和にかけて、東京の神田近辺の大学生が好んで食べたということからきているようです。カリッとした食感は、さつまいもを揚げたものと、砂糖が固まったものから成っています。砂糖はむし歯菌のえさになるので、食べた後はきちんと歯を磨くことが大切です。 11月10日の給食[食のポイント] 鯵の干物についてです。 今日の歯によい食材は、鯵の干物です。干物は、魚などの海産物を長く保存するために考え出された食べ物で、日本だけでなく世界の様々な国でも、海産物がよく獲れる地域で盛んな加工品です。干すことで水分が少なくなり、旨みがギュっと濃縮されます。今日の鯵の干物は油の中で揚げたので、骨までパリパリと食べることができます。骨まで食べるとカルシウムも多く摂れます。 11月9日の給食[食のポイント] フランスパンについてです。 今日の歯によい食材は、ソフトフランスパンです。フランスパンは、名前の通りフランスという国でできた食べ物です。本場のフランスパンは、小麦粉・塩・イースト菌・水だけで作られるので、職人の腕が出来上がりを左右する、作るのがとても難しいパンです。よく噛むことは、歯だけでなく食べすぎ防止にもつながります。 11月8日の給食[食のポイント] いい歯の日についてです。 今日は、11月8日、数字が118(いい歯)に並ぶ日なので、「いい歯の日」です。今日から14日までが「いい歯の日週間」です。給食では歯によい食べ物を毎日が出てくる予定です。今日は、すまし汁にちりめんじゃこが入っています。ちりめんじゃこは、いわしの赤ちゃんです。よく噛んで食べると集中力がアップしたり、唾液がよく出て消化吸収がよくなります。 11月7日の給食[食のポイント] 卵についてです。 卵は「完全栄養食品」と呼ばれるくらい、さまざまな栄養素が入った食品です。ビタミンCと食物繊維以外の栄養素は入っていると言われています。一方で、食物アレルギーの中で日本人がもっとも多くもっているアレルギーも卵です。食物アレルギーは、食べ物に含まれている主にたんぱく質を体が異物(敵)と判断し、必要以上に免疫反応が起こることで、身体に不調がでてくることを言います。 11月4日の給食[食のポイント] おかめうどんについてです。 おかめうどんという名前の由来は、「岡目八目」という言葉からきています。「岡目八目」というのは「第三者(関係のない人)のほうが当事者(関係のある人)よりも物事の真相や特質がよく分かる(色々な面から物事をみることができる)」という意味です。この「色々な面から物事を見られる」という意味の「八目」から、色々な具材が入ったうどんのことを「おかめうどん」と呼ぶそうです。 11月2日の給食[食のポイント] ぶどうについてです。 ぶどうは秋が旬の果物です。最近は、種のないぶどうがたくさんお店に売っています。これらは「ジベレリン処理」といって日本人が発見した「ジベレリン」という植物ホルモンの作用を応用してできました。植物ホルモンは、人間のホルモンとは性質が違うため、食べて体に悪い影響が出るということはありません。 |
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