卒業式15人の旅立ち呼びかけや歌もとても立派なものでした。1年生の小さな子どもたちも、整然と式に参加できて、片浦小学校の伝統がつながった日でもありました。 卒業迫る5年生はサプライズにと、階段に「おめでとう」の文字と絵を描いて貼り付けました。 送る方も送られる方もお互いとても良い関係があり、温かい気持ちになりました。 弟子入りできます木材同士を結合する継ぎ手の強さを体験したり、かんなで檜を薄く削ったりしました。複雑な継ぎ手の切れ込みが、機械でなく手作業でできていることや、かんなの削りくずの余りの薄さ、削った後の表面の滑らかさにびっくり仰天でした。 「私たちがすごいのではなく、それを伝えてきた先人がすごいんだよ。」という棟梁のことばに、伝統を受け継ぐことの素晴らしさを感じた時間でした。 根府川おかめ桜まつり10日に1〜4年生までが地域にある「離れのやど・星ヶ山」におかめ桜見学に行きました。ここには梅や河津桜も植えられていたり、小川が流れていたりと子どもたちが春を楽しむのには絶好の場所です。その他にも人車鉄道(※2)のレプリカが走っていたりミニカーの展示してあるミニカーハウスがあったりします。 子どもたちは春の穏やかな日差しの中を走り回ったり小川のせせらぎで遊んだりと思い思いに春を楽しみました。地域の自然に触れる有意義な機会となりました。 ※1 おかめ桜は、寒緋桜×藤桜(豆桜)で、イギリスで誕生した桜です。日本に紹介されるとき、日本人になじみのある名称を、ということで名づけられました。小さくて、濃い目のピンクの花が少しうつむきがちに咲く様はとても可憐です。 ※2 豆相人車鉄道は、明治29年から明治39年の10年間、風光明媚な海岸線を人が押して走る「人車鉄道」として4時間を要して熱海−小田原間を運行していたものです。 感謝の会以下、学年だよりから子どもたちの感想を抜粋します。 ○「おはよう。」今朝、母が小声で何かつぶやいていた。よく聞くと感謝の会のことだった。母は楽しいことがあるといつも小声でつぶやく。だから今日の感謝の会をとても楽しみにしているのだと思う。そして母が待ち望んでいた感謝の会が始まった。「プログラム3番。ないしょです。」進行の人が言ったとき、母は何だろうととてもふしぎな顔をしていた。「ないしょとはジャスチャーとうでずもうです。」このしゅん間、はく手で盛り上がった。ジェスチャーに自信がなかったがのですが、母はすぐ分かった。意外に通じ合えたことがおどろきだったし、うれしかった。うでずもうは思ったとおり怪力だった。楽しい雰囲気ががらっと変わったプログラム4番、手紙。いつも伝えられない思いが精一杯伝えられた。感謝の会で母との絆がさらに深まったと思う。 ○ 今日、感謝の会をやってよかったなあと思いました。地域の方やお母さん方に、しっかり感謝の気持ちを伝えられました。地域のみなさんだったら素直に「ありがとうございました。」と言えるんですけど、お母さんの場合は感謝の気持ちはいっぱいなんですけど、はずかしくて言えません。今日は、感謝の会をやることによって、6年生のみんながそれぞれお母さんに感謝の気持ちを伝えられてよかったです。今日、終わってから、お母さんに「ありがとう。」という言葉をもらって素直にうれしかったし、言ってもらう方はうれしいということを実感しました。なので、これからも素直に地域の方やお母さんに感謝の気持ちを伝えていきたいです。 6年生を送る会毎年クライマックスは、6年間のできごとを綴ったスライドショーです。今年の6年生は入学したとき7人でした。1人増え、特認制度開始で5人増え、さらに2人増えと、人数が変遷してきました。明るく元気な思いやりのある子どもたちであることは、ずっと同じだったと思い、目頭が熱くなりました。 最後には6年生からもお礼の出し物があり、退場ではハイタッチがいつまでも行われていました。 縄跳び検定締めくくりとして検定を行います。前回し跳びで何回飛び続けられるか、交差跳びや二重跳びなど、自分の好きな飛び方で何回飛べるか、それを調べます。各自が目標を持って挑戦します。 少し肌寒く、風もありましたが、元気で挑戦しました。今年のハイライトは1500回以上飛び続けた4年生男子で、全校から拍手喝采でした。 |
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