2月22日の給食高野豆腐は、豆腐を凍らせてから乾燥させて作ります。煮汁を吸いやすくすぐに味がつき、水分の調整にも役立ちます。たんぱく質を多く含むので、給食ではよく使う食材です。植物性たんぱく質をとりたい方にもお勧めです。 高野豆腐のそぼろ丼には、細切りの高野豆腐を使います。普通は、高野豆腐をぬるま湯につけて戻してから使うのですが、細切りの高野豆腐は、汁気のある料理にそのまま振り入れて混ぜても汁気を吸って戻るので、手軽に使えます。みそ汁など汁物の実にも向いています。 <高野豆腐のそぼろ丼> 細切りの高野豆腐、とりひき肉、しょうが(みじん切り)、にんじん(みじん切り)、グリンピースまたはむき枝豆、油、砂糖、しょうゆ、酒、だし汁(または水) 1,鍋に油としょうがを熱し、とりひき肉と酒を入れて、そぼろ状にいためる。 2,にんじんを入れ、砂糖としょうゆで味付けし、ひと煮立ちさせる。 3,少量のだし汁を加え、細切りの高野豆腐を入れて混ぜ、弱火で煮る。(高野豆腐の戻り具合を見て、だし汁の量を調整しましょう。) 4,茹でたグリンピースまたはむき枝豆を混ぜ合わせる。 2月15日の給食更紗揚げの「さらさ」は、インド更紗の布の色を表しています。いかはしょうがとしょうゆで味をつけ、片栗粉に少量のカレー粉を混ぜた衣をつけて、揚げます。カレー風味が食欲をそそる料理です。 2月9日の給食ソフトめんの正式な名前は、「ソフトスパゲッティ式めん」と言います。ゆでたスパゲッティーよりやわらかく、うどんより固い食感です。 ミートソース、カレーソースに並び、ツナのトマトソースも人気があります。トマトソースの中にフレーク状のツナが入っているので、魚を食べていることに気づいていない子どももいるかもしれません。トマト缶やケチャップを使う料理は、数分しっかり煮立てることでトマトの酸味が飛んで、甘味が引き立ち、おいしくなります。 2月3日の給食2月3日は節分です。この日の給食は、健康に良い魚の油がたっぷりのいわしのフライ、細かくした大豆入りの呉汁(ごじる)でした。 立春の前日を節分と言い、豆まきをしたり、玄関に、鬼が嫌いなヒイラギやいわしの頭を飾ったりして、鬼(病気や不幸なことなど)を追い払おうとする風習があります。最近は、恵方巻を食べる風習が全国へ広まっています。 昔の人々は、栄養たっぷりの大豆やいわしを食べて健康を保ち、冬の寒さを乗り切ろうとしていたのですね。 2月も寒い日が続きますが、春近し。 梅の花がほころび始めました。 一日も早く、コロナが終息し、楽しい給食時間が取り戻せますように! |
|