本校の二宮金次郎像について

二宮金次郎像

二宮金次郎像に関するQ&A


【設置】 平成元年2月28日(除幕式)

【寄贈者】渡辺 明氏(小田原墓苑社長 当時)

【設置に至るまでのいきさつ】

寄贈者の学校近くの渡辺社長が、本校の開校当時、「新しい小学校の子ども達に自分ができることは何か出来ないだろうか。」という学校に対する温かな気持ちが発端です。当時「二宮金次郎像」は一般的には、薪を背負って歩いている像が多くそれを検討していたが、「尊徳記念館」の資料の中に「金次郎の座っている絵」を発見。学校関係者と相談の上、金次郎坐像を選定しました。

【坐像を選択した理由】

山へ薪とりにいった帰り道での金次郎の様子です。読書好きの金次郎を表し、薪は勤労の精神をあらわしています。「金次郎は学問を通して、自らの心を耕し、心を広げ理想をもつように心がけました。勤労とは、金もうけ・出世・食べるために働くのではなく、徳に報いるために働くことを意味しています。勤労には知恵と力が必要。いつも工夫し新しい徳を見いだすことが必要と教えています。

【除幕式での児童への言葉】

『二宮尊徳(金次郎)は、子どもの頃からよく働き、本をよく読みました。人の生き方を研究していたのです。人々の生活をよくする考え方を多くの人に教え行う働きをして、村作りなどに尽くしました。教えの中に「仕事や勉強は自分から進んでやりなさい」などがあり、今でも役だっています。この像には豊川の子が「これからの社会をよくしていく人に育ってほしい」という願いがこめられています。』

【児童の反応】

・私は読書が好きだから、金次郎さんが夢中で読んでいる気持ちがわかる。
・本は、いろいろなことを知ることができる。本を読むことは大切だな。
・座って読んでいてえらいな。立って読んでいたらあぶないから。
・本を読むのは、あまり好きじゃない。金次郎さんを見習ったほうがいいかな。
・座っている金次郎さんは珍しい。自分の学校にあって嬉しい。大切にしたい。



二宮金次郎ギャラリー

座っている金次郎像.jpg